国連貿易開発会議(UNCTAD)は2021年7月、韓国の地位を「発展途上国」から「先進国」に変更する案を議決した。名実ともに先進国となった韓国は、近年の発展が著しいと言えるが、中国のQ&Aサイト知乎にこのほど、「韓国が日本や中国を越えた分野はあるか」と題するスレッドが立ち、中国人ネットユーザーからさまざまな意見が寄せられた。

 まずは「造船」分野で韓国は日中に勝るというコメントがあり、多くの中国人ユーザーの賛同を得ていた。特にLNGタンカーや海洋プラントの建造という点で韓国企業の競争力は高いと指摘している。中国も造船では健闘しているものの、質という点では韓国に及ばないそうだ。

 また、「スマートフォン」や「半導体」を挙げる人もいた。サムスンは世界のスマホ市場でシェア1位となっているほか、韓国メーカーはスマホ部品の分野でも強いので、中国のスマホメーカーも韓国に依存する部分が少なくないと指摘するコメントがあった。

 半導体においては、日本が韓国に対して輸出規制の強化を行ったことで一定の影響があったものの、半導体のシェアを国別で見ると韓国は米国に次ぐ世界2位であることを挙げ、韓国の半導体産業は日中を上回る競争力を持つというコメントが多く見られた。

 そのほか、「研究開発費総額の対GDP比率」でも韓国は日中を大きく上回っているとの指摘もあった。中国も近年は研究開発への投資が増えており、研究開発費の総額という点ではすでに日本の3倍以上の規模となっているが、「研究開発費総額の対GDP比率」で見ると韓国は2018年時点で4.53%に達しており、3.26%の日本、2.19%の中国を大きく上回っていることを強調し、韓国が先進国になれたのは明確な理由があるとの意見も目立った。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)