中国のポータルサイト・網易に8日、世界一「仕事が疲れる国」は日本ではなかったとする記事が掲載された。
 
 記事は、7月に英国のSleepseekerが発表した調査結果で、シンガポールが睡眠時間の少なさ、労働時間の長さなどにより世界で最も「疲れる国」であることが明らかになったと伝えた。記事によればこの調査は、日本、米国、英国、フランス、ドイツ、オランダ、カナダ、イタリア、スイス、オーストラリア、ニュージーランド、中国、シンガポール、メキシコ、ブラジルの15カ国を対象に、労働時間の長さ、インターネットの利用時間などから各国の「疲労度」を算出し、ランキング化したものだという。
 
 記事は、総合的な指標である「国家疲労指数」でシンガポールが10点満点中7.2点で1位となった一方で、「仕事が忙しいという印象をみんなが持っている」日本は5.32で5位、中国は4.59で9位だったと伝えた。
 
 次に、1年間の労働時間でもシンガポールがメキシコより17時間だけ少ない2238時間で2位に入ったと紹介。年間52週、1週間5日労働で計算すると、シンガポールの労働者は毎週43時間、1日あたり平均8.6時間労働していることになるとした。そして、中国は2174時間で3位、長時間残業が問題視されてきた日本は1738時間で6位という結果だったと紹介している。
 
 さらに、長時間の閲覧が大脳の緊張を招いて睡眠の質に影響し、疲労感を生むと言われるインターネットの1日平均利用時間では、シンガポールがやはり上位に入り、ブラジルの9時間29分、メキシコの8時間1分に次ぐ7時間2分で3位だったとする一方で、中国は5時間52分で7位、日本に至っては3時間45分で15位の最下位だったと伝えた。
 
 記事は最後に、これらのデータを見る限りでは「話を聞くだけで恐ろしさを感じる日本の職場も、実はシンガポールに比べるとだいぶ楽だった」という印象を覚えると評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)