中国のポータルサイト・百度に8月31日、日本で生活している中国人がふとした瞬間に感じる様々な「孤独」について紹介する記事が掲載された。

 まず最初に挙げた孤独は、「ふと我に返ると一人な孤独」。忙しくけたたましい一日の仕事を終えて家に到着し、ドアを開けると全てが突然シーンと静まり返り、そこはかとない孤独や寂寥感を覚えるとした。次には「いいことだけ報告して辛いことは報告しない孤独」を挙げ、時々かかってくる親からの電話に対して、明らかに疲れているのに親を心配させたくない一心で「元気だよ、うまくやってるよ」とウソをついた時の孤独感であると説明した。
 
 また、友人と中国料理店に行って中国語で気兼ねなく大いに語り合った後、店を出て現実に戻った時の「故郷が恋しくなる孤独感」や、以前は存在した「疲れたら休みに中国に戻る」という選択肢が新型コロナにより難しくなったことによる「一人でストレスに抗わなければならない孤独感」、病気になった時に、友人に迷惑や面倒をかけるわけにもいかないという思いから助けを呼べず、一人で体調不良と戦う時に襲う孤独感などを挙げている。
 
 記事は、新型コロナの流行により人との人とのつながりが一層希薄になり、さらに人びとに心の余裕がなくなってきていることから、外国の日本に住む中国人が覚える孤独感はますます深刻化していると指摘。「それでも、われわれは自らの心と生活のバランスを上手く取るよう努力する以外に、孤独感に抗うより良い方法はないのかもしれない」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)