中国では、日系車は消費者に人気があるだけなく、「修理しやすい」という理由から自動車修理工からの評価も高い。しかし、日系車を含めた日本製品を褒めるとネット上で炎上することがあるのは中国ならではの事情と言えるだろう。中国の動画サイト・西瓜視頻は30日、「日系車は修理しやすい、と言っただけでネットで叩かれた」と主張する自動車修理工の動画を配信した。

 この修理工は、以前動画で「日系車は修理しやすい」と紹介したところ、ネット上で悪く言われたと苦情を述べている。一部の例外的な事例を引き合いに出し、日系車は品質が悪いと主張する中国人ユーザーがいて、その主張に便乗するユーザーも多数いたそうだ。他には、日本メーカーの回し者だ、などありもしないことで批判する中国人ユーザーもいたそうで、「日系車は修理しやすい」と言っただけで散々な目にあったようだ。

 配信者はこれに対し、「自分が言ったのは一般論だ」と反論している。また、他人が叩かれているのを見て面白がって便乗する中国人が多いことを問題視し、車のことを何も知らず、日系車に乗ったこともない人が批判してくるのは納得がいかないとしている。最後に「日系車が、ほかの車よりも乗りやすく、修理しやすいのは本当のことだ」と締めくくっている。

 本当のことを言っただけで叩かれた配信者は気の毒だが、中国のネット上ではよくあることだ。これに対して、「本当のことを話してくれる配信者を支持する」、「愚民の喧騒は気にするな」など、配信者を応援するメッセージが書き込まれていた。

 他には、「日本に関するものを良く言うと叩かれる、これが中国の現実だ」という人もいたが、これが一番の理由かもしれない。本当のことを言っていても反論する人はどこにでもいるもので、一人ひとりが賢い消費者になるしかなさそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)