中国のポータルサイト・網易に29日、日本の畳は中国人の生活には適さない理由について紹介する記事が掲載された。
 
 記事は、近年中国の住宅内装で日本の畳を取り入れることが流行っており、特に寝室に畳を導入することによって空間が広く使え快適に過ごせると考えている人が多いと紹介した上で、「実際は逆であり、長い間使っていると畳は必ずしも使い勝手がいいわけではないことに気づくのだ」伝えた。そして、中国人の生活に日本の畳がなじまない理由について4つのポイントを挙げている。
 
 まずは、畳の通気性の問題に言及。畳は通気性が必ずしもいいわけではなく、うっかりしているとカビが生えやすいとした。毎日換気をして清潔に保っていたとしてもカビや虫の発生が完全に防げるとは限らず、手入れに骨が折れると伝えた。
 
 次に、部屋を広々と使うことができるという点に触れ、そのためには毎日朝晩に布団を押し入れから出し入れしなければならないと指摘。布団の上げ下ろしは想像以上に重労働であり、やがて苦痛になる可能性が高いとしている。
 
 さらに、畳に直接布団を敷いて寝るのは決して快適ではないと紹介。座るにしても長時間座り続けるのはイスに座るよりも疲れ、身体が痛くなるとし、畳の使用感は想像よりも良くないと伝えた。
 
 そして最後に、中国では畳の製造技術が未熟なため、よい畳を使おうとすると日本から取り寄せることになり、コストが高くつくとした。その上で「日本人が畳を好んで用いるのは、日本人の伝統や文化的風習が有るからこそであり、中国の家庭には必ずしも適していないのだ」と評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)