日本人にとっては近くて遠い北朝鮮だが、中国と北朝鮮は国交があるため、コロナ禍前は毎年大勢の中国人観光客が北朝鮮を訪れていたようだ。北朝鮮の年間観光客およそ20万人のうち、大部分が中国人だったと言われている。

 中国メディアの網易は27日、北朝鮮を旅行で訪れたことのある中国人が感想を伝える記事を紹介した。「北朝鮮の人は日本製品が好きだ」と伝えている。

 記事の中国人筆者によると「北朝鮮ではいろいろなところで日本製品を見かけた」という。まず、乗車した観光バスが日本メーカーの中古車だったそうで、「北朝鮮は日本を嫌っているのではなかったか」と意外に感じたそうだが、日本製はバスだけでなかったと振り返っている。

 例えば、北朝鮮は自動車の数そのものがあまり多くないが、その大半が中古の日本車だったという。日本の自動車メーカーが手がける高級車ブランドも時折見かけ、ホテルではテレビなどの備品の多くが日本製だったと紹介した。ガイドの話によると、日本製の自転車やバイクも人気で、バイクは一般市民にはなかなか手が届かないため、「家に中古の日本製バイクがあると、鼻が高い」そうだ。

 それにしても、「北朝鮮人は、日本を嫌っている」のではないだろうか。疑問に感じた中国人筆者がガイドに聞いてみると、「日本のことは好きではないが、日本製品は排除していない。むしろ一番好きだ」との答えが返ってきたそうだ。また、「中国製品も入ってきているが、品質は日本製品のほうが良く、中国製品より人気が高い」と言われてしまったと伝えている。

 記事の話のとおりなら、日本製品は北朝鮮で非常に人気があるが、価格が高いので一般の人にはなかなか手が届かないようだ。これは、一昔前の中国の状況に似ているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)