コロナ禍が続き、帰国者や濃厚接触者の2週間隔離は珍しいものではなくなった。2週間の隔離となると、誰でも気になるのは「食事」だろう。中国メディアの騰訊はこのほど、「日本と中国の隔離期間中の弁当を比べる」記事を掲載した。

 記事はまず、日本で隔離期間中に配られた弁当をいくつか写真で紹介した。おかずが10種類以上きれいに詰められた、幕の内風の弁当や、しゅうまい、煮物、ナムルなどが入った日本の一般的な弁当の写真で、なかなかおいしそうだ。

 次に、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」で提供されたという、隔離期間中の食事を朝昼晩3食紹介した。基本的に洋食で、朝はパン、ソーセージ、卵料理などが盛り付けられたプレートに、りんごとヨーグルトが付いているのが分かる。昼と夜はシーフードや肉料理の丼ものに、副菜とケーキのほか、ヨーグルトやパンが付いてくることもあったようだ。

 最後に中国の弁当は、五輪からの帰国組に配られたものや、病院で提供されたものを紹介した。東京五輪から帰ってきた人への弁当は豪華で、おかずが5種類にスープが付き見たところかなりボリュームがある。おかずの種類としては殻付きのエビの炒め物や野菜の炒め物、焼きビーフンのようなものなどがあって、さすが五輪の帰国組向けの弁当といったところだろう。

 一方、湖北省武漢市で提供されたという朝食は、ひき肉の乗った麺に味付きゆで卵が付いていた。朝食に麺というのがいかにも中国らしいが、記事によれば「隔離期間中だが、栄養に配慮した食事が提供されていた」のだという。

 このように比較してみると、中国の弁当はとにかく「ボリューム重視」で、日本のほうは「彩りよく、盛り付けも美しい」という印象だ。油を多用する中華料理なだけに、中国の弁当はおかずに油がたっぷり使われているのが分かるが、記事の中国人筆者は「日本の弁当も揚げ物が多く、脂っこくて不健康そうだ」と主張している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)