大連市に「日本街」が出現し話題になっている。これまでも、たびたび中国メディアでも「中国の日本街」が取り上げられているが、今回はかなり本格的なプロジェクトのことで、ネットで議論を呼んでいる。

 このプロジェクトは、正確には「盛唐小京都プロジェクト」と名付けられ、45億元(760億円)もの費用が投資された一大プロジェクト。場所は、大連の中心街から車で一時間ほどの場所にある。中国メディアの中財網の記事では、記者が取材した8月29日にも入り口には長蛇の列ができており、人気の観光スポットになっていると報じている。一方、ネットではこの街に関する否定的な報道が相次いでおり、「日本のものしか販売できない商店街はどうなのか?」との疑問も提起されている。

 このプロジェクトの担当者によると「日本のものしか販売できないことは決してない」と否定。「たしかに、日本からの様々な商品は販売されているがそれだけではなかった。実際、商店街の中には中国茶や、中国の伝統工芸品なども販売されている」と説明している。この商店街は、その名のとおり「唐と京都の建築様式が融合した古い町並みを再現すること」と説明した。さらに、今後は日本の商品だけでなく、韓国やネパールの商品も販売する予定、と釈明している。

 日本に自由に渡航できない今の状況下で、京都に来たような気分を味わえ、また日本の物も買えるということで、人気の観光スポットになっているようだ。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)