サッカー日本代表と中国代表の「実力差」については様々な見方があるものの、中国では「日本に追いつくのは容易ではない」という意見が一般的だ。中国メディアの百家号は24日、日本代表と中国代表の実力差を年数で表現すると「少なくとも40年分はある」と主張する中国人ネットユーザーたちの意見を紹介する記事を掲載した。

 カタール・ワールドカップ2022のアジア最終予選がまもなく始まるが、記事は日本代表と中国代表は同じグループで対戦すると伝えつつ、一部の日本メディアは「日本代表にとって最も手強い相手は中国だ」と報じていると紹介した。

 しかし、こうした見方とは反対に、「油断しなければ日本代表は中国に絶対に勝てる」という見方もあると説明し、確かに日本はこれまで20年以上の時間をかけて「アジアトップのチーム」にまで上り詰めた国だと指摘。一方、近年の中国サッカーは「アジアの負け犬」へと落ちぶれてしまったと指摘し、日本と中国のサッカーにおける実力差は「20年分」と言っても過言ではなく、ワールドカップ2022のアジア最終予選で日本に勝つのはかなり難しいとの見方を示した。

 一方、中国人ネットユーザーからは「20年なんてとんでもない、少なくとも40年分の差がある」という声も多いとし、その根拠はサッカーを取り巻く環境にあると指摘するユーザーが多いと紹介。たとえば中国遼寧省大連市に住む中国人ネットユーザーは、大連には中国スーパーリーグに所属するクラブチームが存在するにもかかわらず、日常でサッカーボールを蹴る子どもたちの姿を見ることはないと指摘し、クラブチームが存在する都市ですらこのような状態なら、中国サッカーの将来には本当に希望がないとコメントした。

 中国は自国サッカーの強化に向けて多額の資金を投入してきたが、中国サッカー代表はなかなか結果を出すことができていない。サッカーは中国でも人気のあるスポーツなだけに、自国代表が世界の舞台で活躍することを願う中国人は多いが、強くなるための道筋すらなかなか見えてこないのが現状だろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)