物事を客観的に見ることは時として難しく、特に感情が入るとどうしても主観的な見方になりがちだ。これは国に対する見方についても同様で、中国ではどうしても日本を客観的に見るのが難しいという。中国メディアの網易はこのほど、世界における日本の地位について「主観を排除し、客観的に評価してみた」と題する記事を掲載した。「日本は大国と言えるかどうか」を検証している。

 まず、日本の国土面積について約37万8000平方キロメートルは、「浙江省の4倍、台湾の10倍、広東省の2倍に相当する」と紹介した。欧州各国と比べても大きい方なので「小国ではない」としている。また、人口も約1億2000万人は世界11位で、人口大国と言えるとしている。

 続いて経済面については、世界第3位の経済体である日本は紛れもなく「経済大国」だと伝えた。ただ、経済の基礎となる「資源」は極度に不足しているので「資源小国」だと指摘している。そして、これまでは加工貿易によって利益を得てきたが、新たな経済体の台頭や世界経済の多様化で、日本の優位性は以前ほどではなく、衰退気味の経済の再生は容易ではないとの見方を示した。

 最後に軍事面について、敗戦後は軍事面で制限が課されてきたとはいえ、今も非常に高い実力を有しており、特に海軍力と空軍力は決して侮れないと論じた。軍事力ランキングでも日本は世界の上位に入っていると指摘している。

 それで、国土面積、人口、経済力、軍事力、科学技術力を考えると日本は「紛れもない大国」であるのが客観的な結論であると主張した。但し、政治面では常に米国の顔色を窺い米国の言いなりになっているので、「政治小国」であるのも客観的な結論であると強調した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)