1976年以降、毎年発行している防衛白書だが、発行するたびに中国や韓国から批判や反発の声があがる。このたび、防衛省は小学校高学年以上を対象とした「はじめての防衛白書」を発行したが、これにも韓国は猛反発している。中国メディアの快資訊はこのほど、「日本が発行した子ども向け防衛白書に韓国が怒った」と題する記事を掲載した。

 韓国が問題にしているのは、「はじめての防衛白書」に描かれた地図で、竹島(韓国名:独島)を日本の領土として表記していることだ。韓国側は、「日本は歴史的、地理的、国際法的にも韓国固有の領土である独島を日本地図に含めた。日本に対して正しくない地図を直ちに削除するよう求める」との声明を発表したと記事は伝えた。

 また、韓国メディアの報道によると、李相烈(イ・サンヨル)韓国外交部アジア太平洋局長は熊谷直樹駐韓日本大使館総括公使に、在日韓国大使館の金容吉(キム・ヨンギル)次席公使は外務省の實生泰介アジア大洋州局長代理に、それぞれ外交ルートを通じて抗議したという。

 記事は、「はじめての防衛白書」について、子ども向けとしては初めてとなる防衛白書であり、日本周辺の安全環境や平和憲法などの内容を含む10章30ページの本だと紹介した。防衛省によると、夏休み期間中、子どもたちに日本の防衛状況についてよく知ってもらえるよう作成したという。

 このニュースに対し、韓国のネットユーザーからは「独島は韓国固有の領土だ」、「日本は今でも子どもに帝国主義の思想を植え付けている。これは今後の日韓関係の矛盾の導火線となる」、「歴史を歪曲する日本の右翼政権は、日本の次の世代をダメにしようとしている」など、強い批判の声が出ていると記事は伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)