日本では7月7月は七夕の日として知られている。この文化の起源である中国にも七夕は残っているが、日本とは全く違った形となっている。中国メディアの捜狐は17日、日本と中国の七夕の違いを紹介する記事を掲載した。3つの違いがあるという。

 記事が紹介した違いの1つ目は、「祝う時期が違う」ことで、同じ7月7日でも日本は新暦、中国では旧暦という違いがあるとした。しかし、有名な仙台七夕まつりなどは8月6日から8日に行われるので、旧暦の日付に近いと紹介している。

 2つ目は「意味の違い」だ。日本の七夕は中国の「乞巧奠(きっこうでん)」に由来している。これは女性の裁縫や刺繍の腕が上がるよう、織女星に祈る習慣のことで、これに日本の「棚機(たなばた)」という行事が合わさって現在の七夕となった。中国では織姫と彦星が1年に1度だけ会えることから、バレンタインのような「恋人同士の日」となっている。

 3つ目の違いは、「祝い方の違い」だ。日本では笹の葉に願い事を書いた短冊を吊り下げ、星に願い事をするのが一般的で、きれいな服を着た紙の人形を飾るところもあると伝えた。天の川、または機織りの糸に似ているそうめんを食べる習慣もあり、中国よりも乞巧奠(きっこうでん)の名残りがある、と好意的に伝えている。

 この点、中国の七夕は「バレンタインデー」のようなイベントの日と化しており、元の意味からますます離れていっていると言えそうだ。中国の七夕の日には、街中でバラの花が売られ、男性がプレゼントを準備して女性に送るのが習慣となっている。日本の七夕も独自の変化を遂げたとはいえ、中国の方が現代的に変化していると言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)