中国では日本を「恐ろしい国」と表現することが多く、いろいろな意味で日本を恐ろしく感じているようだ。中国メディアの快資訊は16日、日本は科学技術力でも恐ろしい実力を持つ国だとする記事を掲載した。

 記事はまず、科学技術力で日本が恐ろしいのは、科学技術の権威であるノーベル賞を50年間で30人輩出する、という壮大な目標を2001年に掲げて、着々と夢に近づいていることだと紹介した。人口の多い中国やインドでもまだ数名しか輩出していないので、これはすごい数字だとしている。

 記事は日本が科学技術強国になった理由を分析し、「研究開発のための設備を大量に製造」して、研究者のための環境を整えたことが関係していると紹介した。成果が出るかどうか分からなくても、日本は「ヒト、モノ、カネ」を惜しみなく投資して、ノーベル賞受賞者を輩出してきたと伝えている。

 科学技術が強くなれば、国を強くすることができる。記事は、日本から3名の受賞者を輩出した青色LEDの発明について、LEDの製造で日本は主要な生産国ではないが、特許を持っているので、「世界のLED製品は日本の技術の上に成り立っている」と指摘した。同じことは半導体についても言え、日本の半導体製造は少ないが、基盤となる技術は日本が持っていると感心している。

 中国も科学技術にかなりの投資をしているが、日本以上にシビアで結果をすぐに出すことが求められているようだ。しかしノーベル賞を受賞するような研究には、長い時間が必要だということを理解する必要があるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)