中国人に最も有名な日本の神社は「靖国神社」だろう。毎年、終戦記念日には日本の閣僚らが参拝するかどうかに注目が集まり、決まって反日感情が高まるものだ。中国人のなかには、この靖国神社がどんなところか見に行ってみたいという人もいるようだが、中国メディアの百家号は15日、「日本の靖国神社は参拝以外で訪れることができない」と不満を示す記事を掲載した。

 記事の中国人筆者は靖国神社について、「中国人としては理解しておくべき場所だ」と紹介する一方、参拝はできても見学ができないのはおかしい、と不満を示している。

 記事は中国が靖国神社に敏感な理由について、「靖国」また前身の「東京招魂(しょうこん)社」という命名から分かる通り、「国を守るために戦った英雄の霊」を祀っているが、その中に日中戦争で戦死した軍人やA級戦犯が合祀されているためだと主張した。

 そのようなわけで、日本は過去の悪行に対する反省の色がないばかりか、「侵略せずに中国を苦しめている」と批判している。そのうえ、靖国神社の入り口には「参拝以外の目的での立ち入りを禁止する」という看板があるので、「参拝せずに見学するということはできない」と不満を示した。

 実際のところ、靖国神社を見学できないということはなく、参拝以外の立ち入りを認めないというのは、ビラ配りやなどの迷惑行為を禁ずるという意味だろう。意図が正しく伝えられていないと言えるが、何ということもない看板1つにさえ反応してしまうほど、中国人はこの神社に敏感になっているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)