日本の本州から約211キロメートル離れたところに位置する竹島(韓国名:独島)は日韓が領有権をめぐって対立する島だ。中国メディアの網易は13日、「日本は竹島の領有権を巡って何十年も争っているのに、なぜ韓国に勝てずにいるのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、竹島について、「韓国の独島義勇守備隊が武装して竹島を占拠し、1953年から実効支配している」と伝えた。一方、それから何十年も経っているのに、韓国がそのまま実効支配を続けているのはなぜだろうか。

 記事は、日本の対応が甘かったとの見方を示している。最初に守備隊が駐在を始めたとき、日本は彼らを追い出すだけで満足してしまい、守備隊が武器を手に戻ってきて、監視所や灯台などの施設を建てて本格的に常駐しはじめることになるとは思ってもいなかったとした。しかも、「日本と小競り合いになるたびに、韓国は少しずつ武力を強化した」と伝えている。

 韓国は武力により、竹島の占拠を既成事実化しようとしていると言えるだろう。記事は、「勝敗はすでに70年近く前についていた」とし、竹島に人が住み着き始めた時点で「事実上韓国が勝利した」と論じた。今後も日本がそのままにしていれば、「竹島には永遠に韓国人が住み続けるだろう」との見方を示している。

 武力行使や既成事実化は、ロシアや中国がよく使う手でもある。記事は、韓国の強引さを認めながらも、やり方が甘かった日本が悪いと言いたいようだ。また、独島義勇守備隊の「愛国心」にも感銘を受けているようであり、尖閣諸島(中国名:釣魚島)の領有権を主張している中国に対しても、日本は警戒を強める必要がありそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)