日本は2021年もパスポートランキングで1位の座をキープした。これは、ビザなしで渡航できる国や地域の数を比較したもので、日本は記録をさらに更新して193カ国という結果になった。2位は192カ国のシンガポールで、3位は191カ国のドイツと韓国だった。

 中国メディアの網易は7日、日本は「最強のパスポート」を手に入れて、世界の人々の歓心を買うことに成功したと主張する記事を掲載した。

 記事はまず、日本が最強のパスポートを持てるほど「優秀な国であるのは認める」と主張した。日本の教育や愛国心、製造業の成果など、「敵ながらあっぱれ」だと評価した。また、記事の中国人筆者は認めたくないようだが、「日本人の民度は中国人からも高いと称賛されている」と伝えた。

 このように、日本は海外から高く評価され、中国人からも一定の評価を得ているが、中国人筆者は「だまされてはいけない」と主張している。「日本が世界を傷つけた過去は、時間が消してくれるものではない」からだそうで、日本人は「礼儀正しさの下に牙を隠している」と主張した。

 むしろ、本当に礼儀正しいのは中国人だと持論を展開している。それによると、中国人の民度は低いと思われがちだが、それは一部の中国人の言動のためで、5000年の歴史と礼儀の文化を持つ中国では、「ほとんどの人の民度は高い」と主張している。中国人の「民度の高さと団結力は、コロナ禍で証明された。こんなに民度が高い国はない」と自画自賛している。

 2021年版のパスポートランキングで、中国の順位は72位だった。自分では民度が高いと思っている中国が72位で、「世界を傷つけた歴史」のある日本が1位ならば、納得がいかないと思うのは理解できる。しかし、日本がそれだけ世界から信用されているという事実は、間違いないと言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)