中国製品は近年品質が向上してきており、中国市場では日本製品と競合することも珍しくなくなってきた。しかし、農業機械では日本製品が圧倒的な競争力を持っていて、特に「コンバイン」では日本企業の製品が中国を大きくリードしているようだ。中国の動画サイト・西瓜視頻はこのほど「日本製と中国製のコンバインを比較する」動画を配信している。

 動画はまず、中国メーカーのコンバインで稲を収穫するところを紹介している。遠くから見るときれいに収穫できていて、速度も比較的速いようだ。しかし、よく見ると刈った後の株が長く、風に吹かれたのか「もみ」が地面に多く落ちているのも確認でき、非常に「ロス」が多いと言えるだろう。

 次に日本企業のコンバインでの収穫の様子を紹介しているが、速度は中国製よりさらに速く、刈った後の株はとても短く、「もみ」もほとんど落ちてはおらず、非常に効率的なのが見てとれる。また、稲が倒れていても問題なく刈ることができるのも大きな特徴だ。

 日本製と中国製では「性能に大きな差がある」という配信者の主張に対し、賛同のコメントが多く寄せられた。「農業機械については、世界でも日本を超える国はないと言い切れる」という声や、「中国のコンバインは細かいところまで手が届かず、小さな問題が多すぎる。特に消耗部品がすぐ壊れる」という指摘もあった。

 一方で、中国製も頑張っているとして、中国企業を応援するメッセージも少なくなかった。「日本のものが良いのは本当だが、中国もこれだけの機械が作れたのだからよくやっている」と、今後に期待できるとの見方もあった。とはいえ、日本企業の農業機械の品質の高さは、中国でも高く評価されていることは間違いないようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)