中国のポータルサイト・新浪に8日、東京五輪で中国の女子レスリング選手が日本人選手に「秒殺」されたことについて「今回ばかりは心服せざるを得ない」とする記事が掲載された。

 記事は7日に行われた東京五輪レスリング女子50キロ級決勝で、中国の孫亜楠選手が日本の須崎優衣選手と対戦したと紹介。前日の53キロ級決勝では龐倩玉選手が日本の向田真優選手に敗れて金メダルを逃していたこと、孫選手も準決勝で1−7の劣勢から大逆転して決勝進出を果たしたことから「孫が奇跡を再び起こしてくれると信じていた」とした。

 その上で、試合が始まると組み合った際の孫選手のちょっとしたミスを見逃さなかった須崎選手がバックを取り、開始から1分も経たないうちに2点を先制すると、さらに孫選手の両足首を掴んでアンクルホールドに入り、立て続けに4回ローリング成功、開始96秒でスコアは0−10となり、規定によりテクニカルフォールで須崎選手の勝利が決定したと伝えた。

 そして、空手の組手61キロ級、ボクシングのウェルター級、そして、レスリングの53キロ級、50キロ級と4つの女子格闘技種目で中国代表は決勝に進出しながらあと一歩のところで敗れ、メダルを逃す結果になってしまったと紹介。その中でも「今日孫が相手に秒殺されてしまった試合に関しては、もはや心から敬服したと言わざるを得ない」とし、須崎選手の強さに最大限の賛辞を送るとともに、最後まで諦めずに戦い銀メダルを獲得した孫選手にも敬意を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)