現在、国家間の移動が制限されているものの、世界のグローバル化の流れは止めることはできない。中国でも海外への留学を目標にする学生も多く、一日でも早く海外に飛び出したい学生は多いようだ。「国際的な人材」になるべく、中国から留学するならどの国がおすすめか? 中国語メディアの網易は、欧米と比較して、日本に留学するメリットについて分析している。

 まず記事は、ドイツ、スペイン、フランスの留学生の受入状況を紹介している。欧米諸国の多くで、大学教育が無料で受けられ、アルバイトも可能。ただし、渡航費用や生活費、言語の勉強という面を考えると相応の経済力がなければ留学は難しい。

 一方、日本では学費は無料ではないものの、国公立大学の学費は安く、教育のベレルも高い。さらに、日本の少子化により、雇用機会も増えており、大学の留学生枠も増加している。さらに、生活費も欧米諸国に比べて安く、中国との距離も近いことから渡航しやすい。また、留学生でもアルバイトは可能なため、日本での生活費をいくらかアルバイトで賄うこともできる。このように記事は、他の欧米諸国にはない日本独自のメリットについて伝えている。

 記事は、「結局のところ、学生自身が何を目指すかによってもコストに対する考え方も変わってくる。今後の目標をあらゆる角度から再検討し、自分の状況にあった国への留学が望ましい」とまとめている。

 中国では年々国内の受験競争が激化している。中国国内の競争から逃れるためにも国外に飛び出したい若者の多いようだ。留学生の受入状況は国内の教育機関に影響があるだけに、今後の状況の進展が気になるところだろう。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)