2020東京五輪では、フェンシング男子エペ団体で日本が同競技で初の金メダルを獲得した。しかし、決勝を生中継したフジテレビが金メダルを獲得した日本選手の1人を韓国選手と取り違えて放送するというアクシデントがあった。このアクシデントは中国でも大きく注目されたようだ。

 中国メディアの環球網はこのほど、このミスについて「日本のネットユーザーから反日親韓だとの批判の声が出ている」と伝えつつ、韓国のネットユーザーも驚きの声を上げたとする記事を掲載した。

 記事はまず、今回のミスについて、花火が打ち上がる夜空にフェンシングの選手4人の雄姿が現れたが、そのうちの1人が韓国の朴相永(パク・サンヨン)選手のガッツポーズになっており、そのバックに金メダルが映し出されたと紹介した。腕には大きく「KOREA」の文字が入っていたと指摘している。

 フジテレビは、このミスについて直ちに謝罪訂正したが、日本のネット上ではこのミスついて、「わざやったのでは」との声が多く出ており、「反日親韓」とのレッテルを貼る人までいると伝えた。KOREAと書かれたユニフォームを着た人を日本人と間違えるはずがないというのが批判の根拠であることを紹介した。

 このようなミスは、中国ではまずあり得ないことだと言えるだろう。愛国主義教育が浸透している中国で、自国選手の金メダル獲得という輝かしい場面において別の国の選手を出してしまったら、テレビ局はネットユーザーからの批判のみならず、当局からも責任を問われるに違いない。

 記事は、このミスに対して、韓国のネットユーザーからも驚きの声が出ていると紹介した。東京五輪に関するテレビ放送を巡っては、韓国MBCが相次いで「放送事故」を起こして炎上しているため、「日本のMBCですね」とのコメントや、日本チームに取り違えられた朴選手は「日本側に巨額の賠償を請求した方が良い」との声もあると伝えた。今回のミスは、日中韓のいずれの国も非常に驚いたようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)