中国経済は今でも成長し続けているが、かつての爆発的な成長は過ぎたと言えるだろう。では、今後はどのように発展していくのだろうか。中国メディアの捜狐はこのほど、日本経済を「東アジアの経済モデルの先駆者」と呼び、中国は「日本を参考にしながら」発展していくべきとする記事を掲載した。

 記事によると、日本は東アジアで最初に発展した国なので、高度経済成長期も、その後の発展も、日本のたどった道は中国の行く末を「ある程度教えてくれている」という。そのうえで、専門家が投資家に向けて説明した3つの段階を紹介している。中国経済は今、過渡期を迎えており、「東アジアの経済モデル」である日本の例を振り返る必要があるそうだ。

 それによると、日本経済は3つの段階を経て発展してきたという。その最初の段階は「安価な労働力と対外貿易」による発展だ。戦後の日本には安価な労働力が豊富にあり、輸出で経済力をつけたと説明した。第2段階は「製造業のレベルアップと内需拡大」の段階で、この時期は、経済成長率が低くなるが、より高性能の製品が作れるようになる重要な時期だとした。

 第3段階は「海外進出」の段階で、技術力と資金のある企業が海外進出するようになったと分析した。日本は、これにより対外資産を多く持つようになったと言えるだろう。記事によると、今の中国は第2段階にいて、これから第3段階に入るところだと主張し、この先多くの中国企業が海外進出するだろうとしている。

 記事は、日本の経済発展は台湾や韓国のモデルともなっており、中国も同じ軌跡をたどる必要がある、と伝えている。何かと規格外の中国が、日本と同じモデルで発展するのか疑問だが、「東アジアの先駆者」である日本の発展が、中国にとって参考になるのは確かだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)