日本の水谷・伊藤ペアが、中国の許キン(きょ・きん)・劉詩ブン(りゅう・しぶん)ペアを破り、日本卓球界初の金メダルを獲得した。この試合結果に、中国メディアの百度も注目している。27日付の記事では、「水谷・伊藤ペアは尊敬に値する。許・劉ペアの銀にも敬意を評したい」との記事を掲載した。

 この件を報じた、人民日報は「戦うものこそ、強者だ」との見出して紹介した。そのうえで、「この歴史的な敗戦をなかったことにして覆い隠すのではなく、しっかりと敗因を分析し次につなげるべき」と述べている。

 また、記事は、「実のところ、今回の中国敗戦はそれほど意外でもなく、現在の日本の実力では十分に起こりえること」と述べ日本の実力を素直に認めた。実際に、「丁寧でも伊藤に負けたこともあるため、侮れる相手ではなかった」と分析している。さらに、「今回の敗因は、明らかに日本側が戦術、技術ともに上回っており、試合前の調整もうまくいっていたから」と述べている。さらに「中国は長い間、卓球界のトップ3を独占してきた。今回その牙城が崩れた」と述べている。

 また、中国の卓球界も変化が必要と述べ、「実は中国の卓球市場はそれほど大きくない」と明かしている。「中国の人口に比べ、卓球の人気や注目度はそれほどでもない。今回の結果でむしろ中国国内で卓球がさらに注目され、より多くの人々が卓球を好きになる結果になったのは良かった」と、今回の試合結果にも良い面があると述べている。

 今回の敗戦は中国側には大きな衝撃になったが、「全力を尽くして戦ったすべての選手に敬意を評したい」と結んでいる。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)