中国軍初となる強襲揚陸艦が2021年4月23日に就役した。「海南」と命名されたこの075型強襲揚陸艦は、海上自衛隊の護衛艦「いずも」と比較されるようだ。中国メディアの快資訊はこのほど、「075型海南と日本のいずも型を比べた場合、どちらが強いのか」と題する記事を掲載した。

 記事は、「海南」には空母に似た甲板があり、30機のヘリコプターを搭載可能だと紹介した。このため、海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」とよく似ているとしている。

 では、「海南」と「いずも」のどちらが強いと言えるのだろうか。記事は、中国国内ではいまだに日本の技術力を高く評価している人がいるが、日本は軍事面で多くの制約を受けているので各部品の製造の完成度を極めているだけだと主張した。それで、見た目は良いのの制限が多いので設計の初期段階から欠陥だらけになるとし、そのため後になってから改造が必要になるのだとしている。

 この点、中国の「海南」は外見では「いずも」のような質感がなく劣るかもしれないが、何の制限もなく自由に設計建造できたという。自信満々で一足飛びに強襲揚陸艦を建造しており、「いずも」のように後に改造が必要になることはないと指摘した。

 記事は、「どちらが強いか」についての明確な結論は出していないが、海南の方が上だと言外ににおわせていると言えるだろう。中国は強襲揚陸艦の就役で上陸作戦遂行能力を高めており、これは南シナ海や台湾だけなく、日本にとっても尖閣諸島(中国名:釣魚等)の防衛にとって脅威となる。日本としても対応が求められるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)