中国では、日本の科学技術力を高く評価する人は多いが、それゆえに日本の軍事力に対しても強く警戒する声は多い。中国メディアの百家号はこのほど、日本は「世界で最も実力を隠している国の1つ」だと主張し、戦闘機用の次世代エンジン開発で米国に挑戦できるほどの実力を持っていると主張する記事を掲載した。
 
 記事は、現在のところステルス戦闘機に搭載するジェットエンジンが最先端であり、米国のF22が搭載するF119-PW-100、ロシアのSu35が搭載するAL-41F1S、そして中国の殲20が搭載するWS-15の3種類が世界最先端のジェットエンジンだと伝えた。中国のエンジンについてはいろいろと問題があるとの噂があるものの、記事はしっかり世界トップクラスに含めている。

 しかし、これらのエンジンを上回る次世代ジェットエンジンの研究開発を日本は目指しているようだと記事は主張した。それは可変サイクルを採用したアダプティブエンジンだという。

 このエンジンは、米国が先に研究開発を始めており、今のところ米国にしかない技術だと記事は指摘した。だが、日本も研究開発に意欲を示しており、もし研究開発に成功すれば、ロシアや米国のエンジンをも超える優位性を持つことになると分析している。

 そして、日本が学習能力に優れた国であり、同時に強い野心を持った国なので、この次世代エンジンを開発できれば豊かな資金を持つ日本は世界にとって大きな脅威となり、これまで日本を押さえつけていた米国に対しても噛みつくかもしれず、日本はやはり侮れないと記事を結んだ。どやら中国は、日本に対してかなり強い警戒感を持っているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)