中国メディア・瀟湘晨報は18日、東京五輪参加のために海外から続々とアスリートが到着している成田空港の新型コロナ対策について、17日に到着した中国女子サッカー代表を事例として紹介する記事を掲載した。
 
 記事はまず、チームが到着すると待機していた組織委員会の専任担当者が引率を行ったとし、担当者は出口で「中国国家サッカー代表」というボードを持って待機していたと伝えた。
 
 そして、出口の床には赤い誘導線が描かれており、入国審査と税関を通ってこの誘導線に従って進むと到着ロビーに出てくると説明。誘導線上は到着した代表団一行のみが通行でき、誘導担当者やボランディア、メディア関係者などはこの線の両側2メートル以内に立ち入ることができないとした。
 
 また、選手たちは税関を通る前に唾液検査を受けており、到着ロビーに出て各自の荷物を指定の場所に置くと再び到着ロビーに戻され、誘導員の案内に従って休憩室へと向かい、検査結果が出るまで1〜2時間待機すると紹介。この間に荷物は選手たちが乗る予定のバスに積み込まれたと伝えている。
 
 さらに、休憩室の入り口では防護服を着た専門スタッフが見張り番をしており、室内の座席は2メートルの間隔を空けて座ることが求められるとした。また、トイレに行きたい場合はボランティアが指定のトイレまで誘導してくれ、トイレまで10メートルほどの距離であるにもかかわらず誘導係が4人もいたと紹介した。

 記事は、選手たちを引率する専任担当者が「チームを外部の人と接触させないことが職務であり、選手が勝手に車に乗ったり、指定外のトイレに行ったり、外で食事をしたりしないよう、全行程で監督しなければならない」と語ったことを紹介。唾液検査結果がすべて陰性と判明すると、選手たちは担当者の誘導によりバスに乗車して滞在先である宮城に向かったと伝え、「無事に選手村あるいは指定のホテルに入るまでが担当者の責任なのだ」としている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)