パクリや模倣と言えば中国を思い浮かべる人は多いだろう。しかし、中国人のなかにはそれに納得できない人も多いようだ。中国のQ&Aサイト知乎にこのほど、「なぜ日本人が先進技術を学ぶと『学習』と言われるのに、中国人が学ぶとパクリと言われるのか」と問いかけるスレッドが立ち、中国人ネットユーザーからさまざまな意見が寄せられた。

 寄せられたコメントの多くが「日本もかつてはパクリと言われていた」との指摘で、「日本も明治時代に西洋の進んだ技術を学んだ際は、猿真似と言われていた」、「ドイツ製も日本製も、以前はパクリや低品質の代名詞だった」などがあった。

 また、「中国のパクリは初期段階。日本のパクリは完全形」との意見や、「日本はパクリが上手すぎる。何でもそうだが、単にパクるのではなく、改善を加えながらパクるんだよ。パクられた方ですら日本の品質に及ばない」というユーザーもいた。この点で中国のパクリは品質がいまいちだとしている。

 ほかには「文章をそっくりそのままコピーするのか、それとも要点をかいつまんで自分のスタイルで文章にするかの違い」と例えで説明するコメントもあった。実際に中国ネット上では、他人の記事や文章を丸々コピーしてあたかも自分の文章であるかのように発表している中国人ネットユーザーは少なくない。同様の傾向が製品でも見られるということだろう。

 こうしてみると、日本も模倣やパクリの歴史があったとはいえ、中国のパクリとは少し違っていると多くの中国人ネットユーザーが考えているようだ。中国がこの先、イノベーションを発揮して独創的なものを作り出せるかどうかは微妙なところかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)