最近の統計で、世界のペット産業のシェアトップは米国(40%)、2位が日本(5.7%)となっている。一方、中国はまだまだペット産業のシェアは多くない。このデータから何が読み取れるだろうか。中国メディア網易は「今後、中国のペット産業は急拡大する」と断言している。

 記事は、さらにその理由を掘り下げている。まず中国の経済規模は年々拡大しているのに、中国でペット産業のシェアがまだあまり多くないという点。その理由として「ペット産業のスタート自体が遅かった」という点が挙げられる。中国は近代化から現在の発展まで、まだあまり年数が経っておらず、ペットブームが到来したのも比較的最近のこと。今後人々が余暇や娯楽、さらにペットにお金を使うようになることは目に見えている。

 また、一度ペットを買うようになった世帯が引き続きペットを買い続けるケースは多いため、購買層も安定している。さらに、中国の都市化の発展にともない「家で飼えるペット」に注目が集まっている。その上、中国の高齢化、世帯数の増加などの要因も絡み、「今後中国のペット産業は急拡大するのは間違いない」と予測している。

 現在、日本企業からの中国への越境ECの流れが加速している。日本はペット産業の歴史も長く、良質なペット用品の開発にも定評がある。さらに、以前日本の紙オムツや粉ミルクを爆買していた購買層が、今度はペットを飼うようになっている。そうなれば「質が良くて安心な日本製のペット用品」を買いたいと感じ消費者が多くなるはずだ。今後、日本のペット業界の海外展開において、中国は大きな市場になるのは間違いない。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)