多くの中国人は、日本人の国民性を「まじめで厳格」と評価している。これは、おおらかで大雑把な中国人の国民性とはずいぶん違うと言えるだろう。中国のQ&Aサイト知乎にこのほど、「日本人は本当にうわさで聞くほどまじめで厳格なのか」と題するスレッドが立てられ、中国人が議論を交わした。

 スレ主の中国人ユーザーはこれまで日本を訪れたことはないそうだが、「日本人はまじめ」とよく耳にするそうだ。そして中国のネット上でも日本人がいかにまじめで厳しいかを紹介する文章が多いと指摘している。それで、日本を訪れたことのある中国人や日本人の知り合いがいる中国人に対し、この噂は本当なのかどうか質問している。

 これに対し、「1億人以上の人口がいるのだから、まじめな人もいればそうでない人もいる。ただ、国民性から言うと、日本人のまじめさに匹敵するのはドイツ人だけ」との回答が寄せられた。また、「日本人がとても厳格なことに疑問の余地はない。ただ、これは個人の特性というより、社会全体でそうなのだ」という声もあって、日本人はまじめだという点を否定する意見はほとんどなかった。

 しかし、「確かにまじめで厳格だが、お手本になるほどではない。日本人のまじめさの多くが、人に迷惑をかけないという社会習慣から出ているだけ」と分析する意見もあった。この中国人によると、日本社会において「迷惑」は最悪の評価なので、「迷惑」と思われないように細部に気を配り物事をきちんと行うのだと説明している。

 ほかには、「日本人と言えば、責任感が強くて言動がきちんとしているというイメージだ。でも、日本人に遊び心がないわけではない」との指摘もあった。例えば、ある飲食店には「お気づきの点がございましたら、どんな小さな事でも我慢してください」との張り紙があったことを紹介している。日本人はただまじめで厳しいだけというわけではないと言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)