中国メディア・海峡都市報は12日、東京五輪参加のために日本に到着した中国のヨット・セーリング代表が、大会期間中に宿泊するホテルの感染防止対策に漏れがあると指摘したことを報じた。
 
 記事は、東京五輪のために全競技の中国代表の中で最初に東京に到着したヨット・セーリング代表チームが11日に試合に臨むための作業を開始するとともに、宿泊するホテルの感染防止対策の漏れについて大会組織側と協議を行っていると伝えた。
 
 そして、チームに同行している中国ヨット・セーリングスポーツ協会の張小冬会長が「10日の入国は非常にスムーズだったし、試合会場へ船便で送った物資の状況も良好だった。トレーニングの水域がまだ開放されていないので、機材の準備をしつつ待機し、15日から水上トレーニングを始める予定だ」と語ったことを紹介した。
 
 一方で張会長が、中国代表の宿泊するホテルにおいて選手たちの宿泊ゾーンが一般客と完全に隔離できていないという問題が起きていることを明かし「この問題について、現在大会組織委員会と協議している。中国代表はみんな同じフロアに宿泊することになっているが、そのフロアに一般客が混じれば感染対策上の『穴』ができてしまう」と述べたことを伝えている。
 
 東京五輪に出場する選手は基本的に選手村に滞在することになるが、ヨット・セーリングの会場は選手村から遠いため、会場近くの指定されたホテルを拠点とすることになっているという。記事は、中国のヨット・セーリング代表が日本滞在中の宿泊、食事、行動および他者との接触に関して十分な対策を練って現地入りしていると紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)