中国のポータルサイト・新浪に10日、日本を訪れた中国人観光客が必ずと行っていいほど訪れる京都の清水寺に隠された秘密について紹介する記事が掲載された。
 
 記事は、中国人観光客の間で「古代中国の面影が見える」として非常に人気の高い京都の中でも、最も有名なスポットといえば清水寺であると紹介。清水寺は1000年以上もの歴史を持ち、春には桜、秋には紅葉の美しい景色を見ることができ、特に清水の舞台からの一望は実に壮観であると伝えた。
 
 その上で、高さ18メートルの崖の上にある清水の舞台がかつては「自殺スポット」であったと説明。江戸時代には234人が清水の舞台から飛び降りて自殺を試みたとの調査結果があると紹介した。
 
 そして、昔の日本人が清水の舞台から飛び降り自殺を図った理由について「ここから飛び降りて、死ななければ自分のあらゆる望みが叶い、死んでしまえば極楽浄土に行ける」という言い伝えがあるからだと解説。明治に入って京都府が飛び降り禁止令を出したことでようやく「自殺スポット」の風潮が途絶えたとしている。
 
 記事は、舞台からの眺めは非常に壮観であり、その全貌を目の当たりしたときには「心の中に何か衝動的な感情が生まれる心地だ」と紹介。それゆえに、多くの人が願掛けや生きることへの絶望によって衝動的に飛び降りたのかも知れないと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)