日本と中国は長い交流の歴史があるが、近代においては1972年の日中国交正常化以降、交流が活発になった。最近では米中関係の悪化に伴い日中関係も複雑になっているが、中国のQ&Aサイト知乎にこのほど、「将来的に中国と日本が鉄の同盟関係を築く可能性はあるのか」と題するスレッドが立てられ、中国人が議論を交わしている。

 寄せられた意見を見ると、「その可能性はある」との意見が比較的多かった。例えば、「可能性は十分にあるが、鉄のような同盟である必要性はない」との意見を述べたユーザーは、「中国の実力が十分強くなれば、米国の影響力を東アジアから排除できる」とし、中国主導で韓国も含めて政治経済で連携する集団を形成できるとの見方を示した。

 また別の中国人ユーザーも、日中同盟は「実現の可能性が非常に高いことだ」と主張し、「人は現状を受け入れるのに5つの段階を踏む。拒絶、怒り、苦しみ、悲しみ、そして受け入れだ。今の日本は苦しみの段階にある」と分析した。それでもいつかは日本も強大な中国を受け入れるだろうとしている。

 さらに、日中が鉄のような同盟関係を構築できると主張する理由として「日本人は強者に畏敬の念を抱く民族性だからだ」と主張する中国人ユーザーもいた。日本人の目に「中国は強者」と映れば、中国側に立つはずだと主張している。他にも「2025年から2030年ころには、米国は外に追いやられ、日本は正常な国になりたいと中国にすがるだろう。そうなれば中国はより米国に挑戦しやすくなる」というコメントもあった。

 日中同盟の可能性があるとの意見に共通しているのは、「中国がもっと強くなれば」という条件を付けていたことと言えるだろう。しかし、日中同盟はあり得ないとの見方も少なからずあり、「短期的には不可能だ。日中の問題は米中問題と関係があるからだ」、「可能性がないわけではないが、極めて低いと思う」などの意見もあった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)