日本の経済成長率は低い状態が続いているが、今でも世界第3位の経済大国だ。中国のQ&Aサイト・悟空問答にはこのほど、「日本は国土が小さく、資源も乏しいのに、これほど豊かなのはなぜか」と題するスレッドが立ち、意見を求めている。

 中国人ネットユーザーから寄せられた回答を見ると、主に「製造業の発展」と、「民度・教育」の2つを指摘する意見が多かった。やはり、日本は製造大国だというイメージが強いのだろう。日本には自動車や機械、電子工業、ナノ技術など強い分野がたくさんあり、それぞれにおいて基幹技術を持っているため「製造業で豊かになった」という意見が目立った。

 また、製造業は、「民度・教育」とも関係していると言えそうだ。ある中国人ユーザーは「中国の教育は高学歴を目指すが、日本の教育は高い技術を求める」と違いを指摘していた。また、日本人には「ドイツ人に共通するまじめさ」があるとしたユーザーは、仕事にまじめなので製造業が発展したと認めながらも、中国人としてはまじめすぎる日本人とは関わりたくないと本音ものぞかせた。

 別の意見としては、「英国と同じで日本は小さい国だからこそ危機意識が高く、対外拡張により豊かになった」と主張するコメントもあった。この意見は見当違いではあるが、多くの中国人は今もこのように誤解している人は少なくない。

 いろいろな意見が出たが、そもそも「日本は全く小さくない」と、スレ主の思い違いを指摘する人もいた。国土面積も人口も経済力も、どれをとっても全く「小さな国」ではないのだが、どうしても中国と比較すると小さく感じてしまうのかもしれない。GDPで日本を追い抜いて10年以上経っても、どうしても中国は日本の豊かさが気になるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)