海外に長く住んでいると、自国に戻った時に「変化」を感じることがあるものだ。中国のQ&Aサイト・知乎にこのほど、「日本に長く住んでから中国に戻った際に感じる最大の変化」について、意見を求めるスレッドが立てられた。

 ある中国人ユーザーは「日本での生活習慣が身に付いて、なかなか抜けないことに気付かされた」と指摘している。日本に7年住んでいたというユーザーは、「声が小さくなってしまった」と紹介している。来日前は、中国のレストランで「従業員! 注文!」などと大声でどなっていたのに、日本で7年過ごした後はいつの間にか小さい声で、「すみません、注文しても良いですか?」と遠慮がちに声をかけるようになってしまったそうだ。そのため、中国では従業員の耳に届かないのか、「従業員に無視されてばかり」とがっくりきている様子だ。

 別の人は、また違う角度から「トイレに対する基準が厳しくなった」と伝えている。中国に帰ってから、高級オフィスビルで働いているので、掃除が行き届いていてトイレもきれいなのだが、「どんなにきれいでも、なぜか臭い」と伝えている。中国のトイレは、最近でこそ随分と改善されたが、日本のような快適さには程遠いのが現状だ。日本に長年住んでいると、自然とトイレに対する要求が高くなってしまうようだ。

 また、「日本にいた頃の癖が抜けず、ティッシュを用意せずに公衆トイレに入ってしまう」という意見や、「すいませんという言葉が口癖になってしまった」、「頭を下げる行為が癖になって抜けない」という声もあった。日本では公衆トイレにトイレットペーパーが備え付けられているのが普通だが、中国の場合はトイレットペーパーがないことが一般的なので自分で用意しておく必要がある。

 このように、多くの中国人ユーザーは日本の生活に慣れたことによる「自分自身の変化」について答えていたが、なかには「中国の変化」を指摘する人もいた。中国の変化は早く、モバイル決算が進んでいるなど便利になった面もある。そのため、自分がいない間に祖国が発展したとうれしく感じるようだ。いずれにしても、日本に長年住むと逆カルチャーショックを受けることは免れないようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)