中国のポータルサイト・百度に3日、中国でも人気が高い日本の女子卓球選手・石川佳純選手が東京五輪選手団の副主将を務め、開会式で選手宣誓することを祝賀する記事が掲載された。
 
 記事は、石川選手が先日日本選手団の副主将に選ばれるとともに、東京五輪の開会式で全選手を代表して宣誓を行うことが決まったと紹介。さらに、東京にある日本のスポーツ用品メーカー・アシックスの社屋前に巨大な石川選手のモニュメント「ビッグ佳純」が設置され、石川選手本人が「ビッグ佳純」と並んで嬉しそうに写った画像をSNS上に掲載したことを伝えた。
 
 その上で、石川選手が副主将に選ばれたことなどについて「日本のファンが非常に支持しているだけでなく、中国のネットユーザーも続々と石川に『いいね』を送っている」とし、「こんなに容姿も心も美しい女性が五輪選手の代表になるというのは、これ以上素晴らしいことはない。おめでとう」といったコメントが寄せられていると紹介した。
 
 そして、昨年に中国で新型コロナの感染が拡大した際には石川選手が自身のマスクの残りが決して潤沢ではないにもかかわらず、中国選手にマスクを寄贈するという心温まる出来事もあったと紹介。これには中国のファンらが石川選手の恩に報いるべく、すぐにマスクを集めて日本に送る行動を見せたとしている。
 
 記事は、冷静に分析すれば石川選手の現在の技術レベルは伊藤美誠選手には及ばず、中国勢にとっての脅威という点において、伊藤選手や張本智和選手と同じように論ずることはできないと指摘。一方で「アスリートの代表になるには、技術だけでは不十分。個人の品位、品格そして社会的な影響力なども備えていないとならないのだ」とし、石川選手が単に卓球の技術にとどまらない「代表としての資質」を有しているとの見方を示した。
 
 そして最後に「われわれにとってはライバルになるわけだが、それでもわれわれは石川佳純が東京五輪で素晴らしい活躍をするよう祈っている」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)