東南アジアでは、日本のバイクの人気が高いことは広く知られている。タイやベトナムのバイクの世帯保有率は9割近くと非常に高く、しかもその多くが日本メーカーのバイクだ。では、タイやベトナム、カンボジアなどに囲まれた国である「ラオス」のバイク事情はどうなのだろうか。中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、ラオスのバイク駐輪場の様子を撮影した動画を配信した。

 ラオス在住という中国人の配信者は、ショッピングセンターの駐輪場の様子を紹介した。屋外の駐輪場には多くのバイクが並んでいるが、配信者の感覚では「8割が日本メーカー」だという。タイやベトナムだけでなく、ラオスでも日本メーカーが圧倒的な強さを見せていることを伝えている。

 続いて屋内の駐輪場の様子も撮影しているが、ここでもやはり「日本メーカーが8割を占めているようだ」と伝えている。また、配信者は中国の駐輪場との違いについて指摘した。それは「ヘルメットをバックミラーにかけて置いたままにしていること」だ。中国ではこのような置き方をするとヘルメットを盗まれてしまうので、普通はシート下や鍵付きのリアボックスなどに入れるが、「ラオスではヘルメットを盗まれる心配がない」ので、無造作に置いたままになっているそうだ。

 配信者は、ラオスのバイク市場は日本メーカーばかりで、中国メーカーの姿をほとんど見ないと指摘した。価格は日本メーカーよりずっと安いのにほとんど売れていない理由について視聴者に問いかけている。

 これに対し、視聴者からは「日本製は確かに品質が高いからね」、「中国国内だって中国製バイクはあまり見ない」、「ラオス人は愚かではないということ」などの回答が並んだ。つまり品質で日本製には敵わないというのは中国でも認められていることのようだ。

 このほか、「ラオスの駐輪場はきれいにバイクが並んでいるのが素晴らしい」と称賛するコメントもあった。中国の駐輪場は往々にして乱雑になり、整然と並ぶことがないからだろう。また、ヘルメットが盗まれない点についても「治安が良くて民度が高い証拠だ」との感想も寄せられていた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)