中国のポータルサイト・百度に2日、「匠の精神は? 日本の大手メーカーがまたスキャンダル、35年もデータを偽装か」とする記事が掲載された。
 
 記事は、日本の大手メーカー・三菱電機が6月29日、長崎工場における列車車両空調製品の検査あデータに問題があったことを認めたと紹介。顧客の要求に基づく製品の安全性、冷暖房性などの検査を完全に実施していなかった上、虚偽の品質検査データを紛れ込ませて合格したように見せかけていた疑いがあると伝えた。
 
 また、同社によればこのような手法が1980年代中期もしくはさらに早い段階から行われており、今年6月になって初めて発覚するまで35年以上も続いていた可能性があるとした。
 
 さらに、同社による不正は今回が初めてではなく、5月には安全認証基準に適合しない電気設備部品を日本国内外の多くの顧客に計215万点供給していたこと、昨年末には3年連続で欧州の自動車企業に対して現地のルールに合わない部品を大量輸出し、さらに関連文書を偽造していたことが発覚、2018年には子会社にも不正が見つかったと伝えた。
 
 その上で、多くの人が「日本製」を高品質の代名詞と考えており、いわゆる「匠の精神」が褒めそやされてきたと一方で、近年では多くの著名な日本企業で立て続けに偽装や不正が発覚しており、その不正も昨日今日の話ではなく非常に長い期間行われてきたケースが多いため、人びとに衝撃を与えていると紹介した。
 
 そして、相次ぐネガティブなニュースに、かつて光り輝いていた「日本製」は今や陰りが隠せなくなっており、「匠の精神」が「謝罪の匠の精神」と揶揄(やゆ)されるまでになってしまったと指摘。中国のネット上では「日本人は謝って済まない問題があったら、さらに謝って済ませようとする」などといった皮肉まで聞かれると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)