日本人と中国人は見た目が似ているためか、間違えられたという笑い話は尽きない。西洋人には特に見分けが付きにくいようで、海外で日本人のイメージが高いのを利用して、自らを「日本人だ」と主張する中国人もいるようだ。中国のQ&Aサイトの知乎でこのほど、「日本人と間違えられた体験」について議論するスレッドが立てられた。

 日本や欧米で、または、中国国内でも「日本人に間違えられた」という中国人は多いようで、様々な体験談が寄せられている。多くの中国人ユーザーが「自分がどれだけ日本人に似ているか」を伝えるために、わざわざ自分の写真を掲示板にアップしていた。

 日本に来て数年になるというある人は、「日本人に似ていると言われるのは、『品が良い』と言われているようなもの」と伝えている。学生時代と、来日直後、近影と数枚の写真を張り出し、自分で改めて比べてみると「服の選び方が変わった」と感じているそうだ。本人は気付いていないようだが、髪型も日本人らしく変化しているのが見て取れる。

 また、「方言が日本語に似ていた」ために日本人と間違えられた、という体験を紹介している人もいた。この人は日本の空港で「上海語」で話していたところ、日本人専用の通路に通されそうになったそうだ。確かに、上海の方言は日本語に似ていると言われている。

 ほとんどの人は、日本人に間違えられたという体験をうれしそうに紹介しているが、すべてがそうではないようだ。「自分の故郷では、日本人に似ているというのは罵倒の言葉だ」というコメントや、日本に住んでいる中国人の場合、「常識外れなことをしてしまった時は、すぐに外国人と分かる外見の方が気は楽」というコメントもあった。日本人は外国人に優しいので、外国人なら許してもらえるからだろう。

 ひと昔前の中国人、それも特に男性は身なりに気を使う人が少なく、髪型や服装を見れば日本人と中国人を見分けるのは比較的簡単だった。最近では中国の若者は男性も女性もとてもおしゃれであか抜けているので、ぱっと見では判別不可能になった。同じアジア人でも見分けが付かなければ、西洋人にはもっと見分けられなくなりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)