中国のポータルサイト・網易に28日、日本のランドセルはかわいらしくて精緻で丈夫であるものの、値段が高すぎるとする記事が掲載された。

 記事は、日本のアニメを見ているとしばしば女の子が赤いかばんを背負っているシーンが登場するとし、このかばんがランドセルという名前であることを紹介。その語源はオランダ語の「ランセル」にあり、明治時代の1885年に日本に初めて学生用かばんとしてランドセルが導入されたとした。

 そして、現在のように日本の小学生の間でランドセルが普及するようになったのは1955年前後のことで、見た目がきれいでなおかつ丈夫で小学校6年間の使用に耐えることから全国へと急速に広まっていったと紹介している。

 また、ランドセルの工程には多くの手作業が含まれているため、その作りには独特の質感があると説明。表面は人工皮革が用いられている一方で一分のパーツには牛革や馬革が使用されており、磨き上げるとまるで装飾品のようにピカピカになるとした。さらに、重いものを入れても変形しにくく、重心が安定しているため、小さな子どもでも背負いやすいという長所もあると伝えた。

 一方で、その精巧な作り、機能性の高さによって値段は決して安くなく、安価なものでも1万円程度、高いものでは5万円以上もすると指摘。はっきり言ってしまえば「ぜいたく品」であり、中国人にとってはもちろんのこと、日本人にとっても決してお財布に優しい価格ではないのだとした。
 
 記事は、これまでに中国のネット上でしばしば「丈夫で便利、非常時には浮き輪になる」などと取り沙汰されてきたランドセルについて、実際に中に入れることができる教材や道具の量は決して多くないと紹介。日本の学校では十分な容量であるものの、教材がやたらと多い中国の子どもにとってはあまり実用的ではないかもしれないとの見方を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)