米中対立や新型コロナウイルスへの対応などが影響し、国際社会における中国のイメージは低下していると言えるだろう。米国のピュー研究所が2020年10月に発表した調査によると、対象となった14カ国で、中国に対するイメージはこの10年間で最低水準となったそうだ。

 中国が国際社会で好感度を下げるなか、日本の好感度が相対的に良好なのはなぜだろう。中国メディアの快資訊は25日、中国と違って「日本の評判が良い理由」を分析する記事を掲載した。

 記事はまず、中国と国際社会の日本に対する感情には「大きなズレ」があると指摘している。中国では歴史問題から反日感情があるほか、実力に自信があるので「力で日本を圧倒できる」と思っているそうだ。しかし中国を除けば、日本の好感度は高く、「温良恭倹譲(おんりょうきょうけんじょう)」だと思われていると伝えている。これは、穏やか・素直・恭しい・質素・謙遜の五つの徳を表す言葉だ。

 そして、国際社会における日本の好感度が高い理由について、「日本は人畜無害だから」と記事は主張している。豊かさから日本はもともと一目置かれる存在で、かといって米国がいなければ何もできないため、危険がないとも思われていると主張した。これに対して中国は、軍事・経済面で米国の脅威になりうるという理由で「警戒されている」と不満そうに伝えている。

 実際、ピュー研究所の調査でも、欧州諸国の過半数が世界トップの経済大国を「中国」と答えていたそうだ。半数以上が「米国」と答えたのは、日米韓の3カ国で、経済力を付けた中国が脅威に感じられるのも、無理はなさそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)