中国メディア・中華網は26日、「12年前に中国が恐れているとされた日本の5大兵器はどうなったか」とする記事を掲載した。

 記事は、日系米国人の軍事専門家であるカイル・ミゾカミ氏が2009年に発表した「中国が最も恐れているであろう、日本の5大戦争兵器」というタイトルの文章について、「2021年の今読み返してみると、この日系人専門家の見立ては恐ろしいほど浅薄だったことに気づく」とした。

 そして、ミゾカミ氏が文章の中で示した「5大兵器」について、そうりゅう型通常動力潜水艦、F−15J戦闘機、あたご型護衛艦、いずも型ヘリコプター搭載護衛艦、そして、「米軍」だったと紹介。最後に「米軍」を挙げたことは興味深いとした上で、文章でミゾカミ氏が日米間の相互協力や安保条約こそ、日本が世界においても保有している最も強大な「盾」であるとの見解を示していたことを伝えた。

 その上で、2009年当時の状況を考えれば文章の内容は的を射ており、ミゾカミ氏が挙げた日本の武器は確かに中国の現役武器よりも性能上で有意に立っていたとする一方で、中国はこの文章が発表されたわずか2年後の11年にJ−20戦闘機の初飛行を成功させ、翌12年には空母「遼寧」を就役させるなど、各方面の軍備開発で目覚ましい発展を遂げ、「自衛隊の先進設備を完全に『秒殺』したのだ」と論じた。

 記事は、ミゾカミ氏が挙げた4つの武器がすでに性能上で中国の武器に引けを取っているとし、残る1つの「米軍」についても「米軍は本当に日本のために奉仕してくれるのかという点について、かつては信じて疑わなかった日本人も今や、大きな疑念を抱くに至っている」と主張。このため、ミゾカミ氏が09年に示した「中国が恐れている日本の5大兵器」はもはや一つも残っていないのだと結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)