中国のポータルサイト・新浪に26日、「日本の癒やし系ぬいぐるみ病院が、とてもかわいい」とする記事が掲載された。

 記事は、日本には傷んだり劣化したりしたぬいぐるみを蘇らせてくれる専門の「病院」があるとし、大阪府豊中市にある「ぬいぐるみ健康法人もふもふ会ぬいぐるみの病院」を紹介。設えは人間の病院とそっくりである一方で、受付から院長までスタッフはみんなぬいぐるみが扮しているとした。また、内科、外科のほか、眼科、整形外科、耳鼻科、リハビリテーション科などありとあらゆる診療科があり、重傷を負って運び込まれた「患者」の「命」を救うための集中治療室まで存在すると伝えた。

 そして、具体的な「入院」の流れについて、まず損傷の状況を確認する診察がぬいぐるみの医師によって行われ、スタッフが症状やケアを逐一記録するとともに写真や文章に残すと説明。主人の手元を離れた寂しさを考慮し、スタッフが「患者」のぬいぐるみに友だちからの励ましの手紙やプレゼントを渡すサービスもあるとし、手厚い看護と治療のなかで一緒に入院しているぬいぐるみどうしも親交を深めていき、みんなで一緒に寝ると紹介した。

 その上で、この「ぬいぐるみ病院」には「ぬいぐるみを修復する」という人工的な作業を趣き深い「良い思い出」に変えようという思いが込められていると説明。病院はすべてぬいぐるみたちによって営まれているという情景を作り、実際に作業を行う人間を出さないことによって、ぬいぐるみは「単に布と綿でできたもの」ではなくなり、心を持ち温かみを持った「生き物」になるのだと伝えている。
 
 記事は、「生身」のぬいぐるみたちが入院生活の中でスタッフや友だちの温かみを感じながら回復し、退院もただのダンボールではなく「はこバス」に乗って主人のところに戻ってくると紹介。「この病院で、もっともっと多くのぬいぐるみと主人が心温まる経験をすることを願う」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)