急速な海軍力増強を進めている中国では、次々と新たな艦艇が建造されており、その様子は「餃子を茹でるかのよう」だと言われる。餃子と言えば水餃子がメインの中国では、鍋で大量の餃子を茹でるが、次々と新たな艦艇が建造され進水していく様子は「餃子を茹でるかのよう」なのだろう。

 しかし、そんな中国からすると海上自衛隊も「餃子を茹でるかのよう」に次々と新たな艦艇を投入していると感じるようだ。中国メディアの網易はこのほど、もがみ型護衛艦の3番艦「のしろ」が2021年6月22日に進水したことを紹介する記事を掲載した。

 記事が特に注目したのは建造速度の速さだ。日本はもがみ型護衛艦を22隻建造する計画だが、1番艦の「もがみ」、2番艦の「くまの」、そして3番艦の「のしろ」は、起工から短期間で進水させていると指摘した。このペースだと2030年ころには22隻すべてを建造できるだろうと分析しており、「これは日本の強大な工業の実力を示している」と伝えた。

 また、日本は護衛艦のみならず潜水艦も非常に速い速度で次々と新型を建造していると指摘した。2020年10月に「たいげい」が進水したことで、潜水艦22隻体制が整うことになるが、「日本はわずか10年でこの計画を完成させた」と驚いた様子で伝えている。

 記事は、日本の軍事力は明らかに「防衛」の範囲を超えており、「平和憲法を改正して制限を取り払おうとの動きや、極右勢力の台頭などからすると、周辺諸国は日本に対する警戒を強める必要がある」と結んだ。中国は日本の脅威をことさら強調する傾向があるようだが、中国の海軍力強化を考えると日本の対応は必要に迫られてのことと言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)