日本の食べ物は見た目が美しいうえに味も良く、これまで中国人旅行者の楽しみの1つとなってきた。しかし、中国と比べて「日本の果物はあまりに高い」と感じた中国人は多かったようだ。

 毎日好きなだけ果物が食べられる中国人は幸せだという人までいたほどだが、なぜ日本は中国に比べて果物が高額なのだろうか。中国メディアの網易は23日、「日本の果物が高い理由」を紹介する記事を掲載した。

 記事は日本の果物が高いのは簡潔に言えば「国土が狭いため」と指摘した。限られた日本の土地ではどうしても白米優先になるので、他の食品は輸入が多くなってしまうとした。

 確かに、日本の食品自給率は4割程度だが、そのなかで米は100%に近く、野菜も7割以上と高いが、果物は3割程度にとどまっている。記事は、日本では果物を栽培する土地が不足している、と考えているようだ。

 しかしそれ以上に、日本には「果物に品質と美しさを求める」特殊な事情があるとも指摘している。量と味は二の次で、少しでも見た目に難があると市場に出せないので、高級品になってしまうのだと論じた。そのうえ、農家を守るために安い輸入品に頼ることもできず、「国民の利益を犠牲にしている」と主張している。

 中国は農業大国であり、確かに果物は日本と比べれば安い。味はさほど良くないイメージだが、価格は確かに安いと言える。とはいえ、現地の物価からすれば果物も決して安くはないというのが中国人の本音ではないだろうか。あり、中国の物価は上昇していることから、いつまでも果物が日本より安いわけではないだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)