近年、中国でも単身者向けのマンションやアパートの需要が伸びている。しかし、これまでこうした物件はあまり多くなかったことから、単身者にとってあまり使い勝手の良くないワンルームマンションも多い。そんな中、中国メディア百度に「さすが! 日本で学んだ設計で、自分で内装をデザインした学生」という記事が載せられた。日本で設計を学び中国に帰ってきた女子学生が、“日本式のワンルームマンション”を参考に、自分が住む部屋を自分でデザインしてしまい住んでいるという。

 記事は、28平米の広さの物件に、その女子学生がどのようなデザインをしたのかを詳細に説明している。間取りはいわゆるワンルームのマンションだが、空間が広く見えるようにいろいろな工夫をしている。例えば、ベッドルームを別に設けられないため、普段はソファーとして使う場所を、夜はベッドに使っている。また、トイレ、シャワールーム、洗濯機などの水回りはすべて同じ空間に収めることで、居住空間を広くとるように工夫している。

 記事は、「狭い空間をうまく活用するこのような知恵は日本の設計ならでは」と称賛し、「一人暮らしのマンションをここまでおしゃれで機能的にデザインする技術はすごい」とほめている。

 ただ、こうしたワンルームの設計は日本ではさほど珍しいものではなく、よくある間取りに見える。ただ、中国では近年、都会で一人暮らしをする単身向けのマンションなどのニーズも増えていることもあり、「日本のワンルームのデザインから学んだ」、というこうした記事が紹介されているのだろう。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)