中国のポータルサイト・新浪に20日、核兵器を排除した場合にロシアは日本の戦争相手になりうるかとする記事が掲載された。

 記事は、北方領土の問題を抱える日本とロシアは国益上の問題で戦争を引き起こす可能性が全く無いとは言えないとの見方を示した上で「仮に現在両国間で戦争が始まった場合にどのような結果になるのか」とし、核兵器を除いた両国の兵力の比較を行っている。

 まず、陸上兵力では「ロシアが明らかに日本より強い」とし、ロシアがかつて強大な軍事力を誇ったソ連の陸軍兵力を継承しており、この兵力とまともに戦える国は数えるほどしかないと伝えた。

 次に、海上兵力については「ロシアがやや脆弱な部分である」と指摘。強く大規模な海軍を建設するには経済的な実力の必要であるのに対し、現在のロシアは原子力潜水艦や駆逐艦といった自らが得意な分野を伸ばすことしかできていないため、水面上で対峙した場合には日本の方がやや優勢に立つ可能性があると分析した。

 そして、航空兵力については、経済的な制約はあるもののロシアの航空工業は非常に発達しているため、ロシア側に分があると主張。核兵器を除く陸、海、空の兵力を総合的に考えると、ひとたび両国間で戦争が起こった場合にはかなりの確率で勝利するのはロシアの方だとの結論を下した。
 
 なお記事は、核兵器を戦力比較の考慮に入れなかった理由について「国連安全保障理事会の常任理事国のみが合法的に保有できるものだから」としている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)