中国メディア・新浪体育は19日、サッカー中国代表の武磊選手が中国メディアに語った内容が日本と韓国で紹介されて注目を集めるとともに、その姿勢に多くの人が共感したと報じた。

 記事は、中国代表が日本時間16日にシリアに3−1で勝利して2022年ワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選進出を決め、武磊選手が1ゴールを挙げるなどの活躍を見せたと紹介。後日中国メディアの取材を受けた際に語った内容が、日本や韓国のメディアによって一部翻訳され、報じられたと伝えた。
 
 そして、日本では「欧州に出てプレーするようになったことで、われわれが日本や韓国といった同じアジアのチームに勝てないのかという理由をはっきり認識した。レベルが高く、試合のテンポが速い欧州での試合で鍛えられることで、アジアに戻って試合をする時のメンタルが全く違うことがわかった。日本代表は今、アジアで戦えるチームを2つ作れてしまう。韓国はそれよりも少ないかもしれないが、1部だろうが2部だろうが、6〜7人欧州組がいることで、チーム全体の自信や気概が違う」といった内容で紹介されとしている。
 
 その上で、スペイン2部RCDエスパニョールに所属する29歳の武磊選手が感じた日韓との差、欧州でプレーすることの意味について、日本のネットユーザーからは「中国にいれば高額の報酬が得られるのにスペインの2部リーグに留まって競争心を持ち続けるという点はリスペクトに値する」「時間の積み重ねとともに日本の選手も多くが海外に行くようになり、日本代表も強くなっていった。中国もいろいろな状況を冷静に分析すれば、きっと進歩する」「自身の経験から得た、正しい分析。中国にも強くなってほしい」といった肯定的な意見が寄せられたと紹介。「欧州でのプレーを終えたら、Jリーグへ来ては」との声もあったと伝えた。
 
 また、韓国でもスポーツメディアが「武磊は現実を認めた 欧州にいる選手が多い日韓にはかなわない」といったタイトルで報じ、ポータルサイトのNAVERでトップニュースの1つに入り、当日のサッカー部門の閲覧記事ランキングトップになるとともに、1300人以上が記事に「いいね」をつけたと紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)