中国のポータルサイト・百度に18日、「名探偵コナンを視聴率で凌ぐ日本の国民的アニメなのに、99%の中国人が聞いたこともない」とする記事が掲載された。

 記事は、中国人にも人気の高い日本のアニメ「名探偵コナン」が日本ではテレビアニメ視聴率では「万年2位」であると紹介。「名探偵コナン」を抑えて常にトップに君臨するアニメは中国の「2次元ファン」でも聞いたことがない名前なのだとし、日本の国民的アニメの「サザエさん」を取り上げた。

 そして、現在までにすでに8000作品を超えている「サザエさん」は1969年の放送開始からすでに50年以上続く日本の最長寿アニメであり、2013年には世界最長寿テレビアニメとしてギネス記録に認定されたと伝えている。
 
 また、「サザエさん」は3世代7人家族が日本式の平屋で同居し、日々繰り広げられる出来事を描写するという平凡な内容である一方で、日本社会に与える影響力は「ちびまる子ちゃん」や「クレヨンしんちゃん」などを遥かに凌ぐと説明。日曜夕方に放送されており、翌日の通勤通学を憂鬱に感じる人が続出するため「サザエさんシンドローム」という言葉さえ存在すると紹介した。
 
 さらに、「サザエさん」最大の特徴として、日本でのみ放送されており、これまでにどの国にも輸出されたことがない上、日本でもDVDなどが発売されたことがない点を指摘。高度な商業化が進む日本のアニメ界においては異端的な存在であり、その背景には原作者である長谷川町子氏が自身の作品の商品化を望まなかったことがあると説明した。

 記事は、「サザエさん」がすでに日本人の日常生活の一部になっているとし「毎週末、このアニメを見ながら家族みんなで夕食を取るというのが、生活における小さな幸せでもあるのだ」と伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)