日本では米の産地を中心に「コイン精米機」が全国各地に存在している。特に米の産地の東北地方では非常にメジャーな存在で、コイン精米機の数がコンビニより多い地域もあるほどだ。中国ではスーパーで白米を購入するのが普通なためか、コイン精米機を見ることはない。中国の動画サイト・西瓜視頻は13日、日本の「コイン精米機」を紹介する記事を掲載した。

 配信者は日本人と結婚した中国人女性で、親戚が作っている米を玄米のまま購入し、毎回コイン精米機を利用して精米しているそうだ。動画ではこのコイン精米機について、玄米を入れて、何割精米するかを選び、終わったら取り出すだけで簡単で、「とても楽しい」と紹介。また、日本のコメ作りは田植から刈り取りまで機械化されているだけでなく、収穫したコメの加工までこんなに先進的だと伝えている。

 配信者が利用したコイン精米機は、精米の程度を3種類に調整でき、さらに細かく調整するためのボタンまで付いている。自分で精米するメリットは自分の好みに応じて精米の程度を調整できることにあるだろう。

 しかし、動画を見た中国人ユーザーたちは「農家でもないのに精米機を利用する日本人は遅れている」と感じたようだ。動画に対して、ユーザーから「今どき玄米なんて。中国で売っている米はみんな精米しているよ」、「原始的だな」といったコメントが寄せられていた。また、中国にも「田舎には精米機があるが、旧式なので手動だ」というコメントもちらほら見られた。

 しかし動画に好感を持った人もいたようで、「すごく実用的だ」、「視界が開けた」、「先進的な機械だな」など、感心する人や、「なぜ中国にはないのだろう」と残念がる人もいた。中国人が精米機にピンとこないのは、精米したての米がおいしいことも、玄米と白米の中間にあたる「分づき米」の魅力も知らないからだろう。そこまで米のおいしさにこだわるのは、日本人くらいなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)