中国のポータルサイト・百度に14日、日本でブームとなっているアニメ「ウマ娘」が中国であまり人気が出ない理由について考察する記事が掲載された。

 記事は「ウマ娘 プリティーダービー」について、2016年に始まったクロスメディアのアイドルプロジェクトで、まずコミックとアニメで展開し、その後スマートフォン向けゲームアプリに展開されていったと紹介。アニメは18年に第1シーズンが、今年1月に第2シーズンが発表され、クオリティの高さから日本で大きなブームを巻き起こしたとする一方で、日本のアニメやゲーム文化に敏感な反応を示す中国ではそれほどの人気になっていないと伝え、その理由について分析している。

 まず、「ウマ娘」の主要コンテンツの一つであるスマホ向けゲームに中国語版が実装されていない点に言及。ゲームアプリのアニメ版が人気を集めるケースでは、ゲームアプリへの中国語版の実装が大きな条件の一つと言えるため、今後中国向けに中国語版のアプリがリリースされれば人気が一気に高まる可能性もあるとした。
 
 次に、「ウマ娘」のテーマが競馬であることを指摘。日本には公営ギャンブル、あるいはスポーツの一つとして競馬が認識されており、家庭用ゲームにしてもアーケードゲームにしてもかねてより競馬を扱ったゲームが数多くリリースされ親しまれてきた背景がある一方、中国本土では競馬が行われず、競馬文化もないため、十二分に楽しむには競馬に対してある程度の知識を必要とする作品は中国人にとっていささかハードルが高いとの見方を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)