新型コロナウイルスの抑え込みに成功したとされる中国では、製造業の業績が回復しており、これに伴って「人手不足」が深刻になっているという。そして、中国企業の工場では特に「人手不足」となっているそうだ。

 中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、「中国企業の工場では従業員が確保できないのに、日系企業の工場が従業員を募集すると応募が殺到する」と紹介し、その理由について分析する動画を配信した。主に3つの理由が考えられるという。

 動画で指摘した1つ目の理由は、「日系の工場は待遇が良いこと」で、給料が中国企業と比べて高いと指摘した。福利厚生も日系企業はきちんとしているが、中国企業はこの点で不足が多いようだ。

 2つ目は、「中国企業では求人時の労働条件と実際の条件が異なることが多い」ことだ。例えば、求人情報にある給料は最大限残業した場合の金額で、実際に支給される額はずっと少ないケースが多いという。以前はこの方法が通用したが、今では多くの人が「騙されなく」なっており、この点で誠実な日系企業で働きたがると説明した。

 3つ目は「日系企業は管理制度が整っていること」だという。例えば、残業がある場合は事前に伝えられて強制されることはなく、きちんと残業代が出ると伝えた。中国企業でも残業代は出るものの、様々な理由をつけて減額されるのが普通で、実際にもらえる金額は少ないそうだ。

 この説明に多くの中国人ネットユーザーも同感のようで、「率直に言って、外資企業の社長の方が中国企業の社長より良心的だ」、「日系の工場は法を守るが、中国の工場はあまりにひどすぎる」、「中国の工場には罠が多すぎる。従業員から搾り取ることしか考えておらず、労働時間が長くて機械の部品のように扱う」などのコメントがずらりと並んだ。中国企業は従業員に対する考え方を改めた方がよさそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)